2022年7月14日3時38分ごろ
やぎ座22度で満月をむかえます。
サビアンシンボルは
「敗北を優美に認める将軍」
今年も後半がスタートして1ヶ月。
日常を過ごしていると
毎日同じような繰り返しですが
世界情勢も含めて全くもって
そんなことはありません。
むしろ今年は非常に激動の日々。
つい先日も衝撃的な事件が
日本でも起こりました・・・。
個人的にはたいしたことは
何も起きていないし
変わってないと思う人も
いるかもしれませんが
社会現象の影響というのは
計り知れません。
世間での事件と自分との
直接的なつながりというよりも
大多数の人の感情の揺れや
強烈な思考によって
多かれ少なかれ人間は左右されます。
そんな最中にこのシンボルは
何を意味するのでしょうか。
敗北を認めるのは誰にとっても
容易なことではありません。
認めたくないしさらに
「優美に」受け入れるなんて
なかなか出来ませんよね。
重要なことは勝利だけではなく
その過程と敗北によって
得られたものを振り返ること。
もし今、何かつまずいたり
落ち込んでいる人がいれば
それが貴重な経験であることを
実感できるタイミングです。
例えば、とてもひどい扱いを受けて
悲しかったり悔しかったりすると
自分は人にはそんな振る舞いは
したくない、親切にしようと
優しさの意味を考えます。
逆に、ひどく気落ちしている時に
周囲の人に優しくされても
その思いやりに感動します。
今度は誰かが辛い時には
自分が励ます側にいたいと
思ったりするものです。
物事は表裏一体であり
いろんな側面があります。
悲しいことが起こると
それをどうしても引きずって
しまう場合がありますので
自分は今すごく悲しいんだな、と
認めてあげて受け入れるだけで
客観的になれるでしょう。
悲しんでいる自分を否定せず
思い詰めず、ただ受け入れる。
そこから何を思ったか、
これからどうしたいのか。
ゆっくりでいいので
考えてみることが前進です。
自分を絶対正義にするわけでもなく
負けたことを恥じるでもなく
今、自分が何を思っているのか
じっくり向き合うことで
物事の本質に迫ることができます。
太陽はかに座22度。
サビアンシンボルは
「ヨットを待つ若い女性」
何か内面的で精神的なものを
受け身の姿勢でいる状態です。
22度は「着地させる」という
意味を持っていますので
「自己」を表す1ハウスの受け身な太陽と
「対人関係」を表す7ハウスの決断する月が
対峙しつつも、ここらでちょっと
軌道修正をかけていくような雰囲気です。
チャート全体図を見ていくと
この太陽と月には
10ハウスのカイロンと
11ハウスのエリスが
Tスクエアを形成。
心の奥にある傷(カイロン)と
不和・争い(エリス)が
揺さぶりをかけています。
それらが活性化する場所が
公的な場所(10ハウス)や
集団、理想(11ハウス)なので
自分の立ち位置や目標について
改めて考えるときが
来ているのかもしれません。
一度決めたから絶対最後まで
こうしなきゃいけない、なんてことは
この世の中にはおそらくないわけで、
間違っていたり、方向が違うなと
感じたらそれを修正すればいいんです。
急激に暑くなったりして
精神的に辛さがどっと
溜まっている時期かもしれません。
ゆっくり休息を取りつつ
自分の内面と仲良く
相談してみてください。