月のノードについて

月のノード

ノードとは

今回は月のノードに関して
お話しします。

先日取り上げた
パート・オブ・フォーチュンも
そうですが月のノードも
太陽と月が大きく関係します。

太陽の見かけ上の通り道(黄道)と
それに対してやや傾いている
月の軌道(白道)交わるポイント
月のノードと呼ばれいます。

1日に弧を3分ほど逆行し
獣帯の完全なサイクルを周るのには
18年かかります。

ノース・ノードは月の軌道が
黄道の下から上に上昇しながら
黄道面と交差するポイント

サウス・ノードは月の軌道が
黄道の上から下に下降しながら
黄道面と交差するポイントです。

ノース・ノードはドラゴンヘッド
サウス・ノードはドラゴンテイル
とも呼ばれています。

ノードは物理的な物体が
存在するのではなく
数学的なポイントです。

したがってノードは惑星から
アスペクトを受けますが
ノードから惑星に影響を
与えることはありません。

サウス・ノードとノース・ノード

サウス・ノードは
過去世で馴染んだもの
習慣的に慣れ親しんだものと
言われることがあり

反対にノース・ノードは
今世の課題となる
取り組むべき分野という
考えがあります。

しかし常にペアで存在し
完全なオポジションの関係に
あることから
ノース・ノードと
サウス・ノードは
二つを統合して
解釈することが重要です。

ノードの解釈

ノードの軸を統合することは
向かい合う二つのサインの
共通点を見つけることです。

全ての向かい合うサインは
共通のテーマを持ち
それぞれのサインによって
異なる観点から共通のテーマに
アプローチをしています。

牡羊座ー天秤座
他者の関係性の中で
個として自己の感覚を
発達させていくことを学ぶ

牡牛座ー蠍座
生命の自然の周期に身を任せ
変化する必要に迫られた時に
それらを受け入れることを学ぶ

双子座ー射手座
高次の精神と低次の精神
宇宙と身近な環境
真実・理解と知識・情報の
バランスを取るための方法を学ぶ

蟹座ー山羊座
自分自身を大事にする責任と
他者に対する責任を
家族や社会への責務の中で
いかにしてバランスを取るかを学ぶ

獅子座ー水瓶座
集団の中で傑出することと
集団の中での平等の間で
バランスを見つけ出すことを学ぶ

乙女座ー魚座
物質的な世界の自分と
霊的な次元での真の自分との間に
均衡点を見つけることを学ぶ

これらの課題を経験し
出会うことができる
人生の場所を見い出すため
ノードのハウスの位置にも
目を向けることが必要となります。