やぎ座13度のサビアンシンボルは
「火の崇拝者が実存という究極の現実について黙想する」
これは「現実」の
核心的真実と
「実存」とは何か、
という大きなテーマを
一心不乱に
追求している人を
描いています。
「火の崇拝」は
インドのヴェーダの分派である
ゾロアスター教に由来します。
「ゾロアスター」という言葉は
紀元前630年〜541年頃に
生きたペルシャの預言者
ゾロアスター(ザラスシュトラ)
から来ています。
ゾロアスターは若くして
「英知の神」
アフラ・マズダとの
対話を始めました。
ゾロアスター教で
火は創造の神とみなされ
人を清める、特に人の体を
焼き尽くすことで清める、
とされました。
このシンボルでは
火は創造性やエネルギー、
意志の象徴で
自分の内面に
燃えたぎる創造の力を
信仰しています。
決して外からは
見えない状態で
周りからもやってくる
雑念などを追い払い
完全に集中しています。
このように自己の殻に
籠ることによって
信仰を守り、
成長させられるのです。