やぎ座17度のサビアンシンボルは
「ひそかに裸で入浴する女性」
このシンボルでは
感受性の象徴である
少女が裸でいます。
洋服が社会に見せるための
常識の象徴であることから
自分の公的な面を脱ぎ捨て
心のままの状態で
あることを示しています。
彼女は衣服の拘束や
誰かに見られているという
心配から解き放たれ
体いっぱいに外気の
エネルギーを
取り込んでいます。
太陽や風や水が
自分の体を優しく
なでる爽快感を
味わっているのかも
しれません。
自立したい、
自由になりたいという
衝動に身を任せ
他人がどう思い
どんな反応を
するのかなどを
気にかけず
堂々と体の心地よさを
味わっているのでしょう。
心の規制を解いて
水にひたるとき
感情は思いのままに
解放されていきます。
「ひそかに」と
いうことから、
こうした心を
解放する行為は
他者や周囲に決して
見せるためでなく
自分個人としての
心の成長のために
行っていることを
表しています。