しし座24度のサビアンシンボルは
「内なる霊的な達成に没頭する男が、肉体を無視して座っている」
このシンボルはヒンドゥー教の
ヨガ行者を思い起こさせます。
このヨガ行者は内なる存在に
意識を集中させるあまり
より現実的な肉体の要求に
気づいていないのでしょう。
延々と同じ姿勢のままで
座っているのかもしれないし
人を不安にさせるような
体の使い方をしているのかも
しれません。
あるいは、何日も飲まず食わず
なのかもしれません。
「肉体」が本当に「無視」されて
いるかどうかはともかく
「肉体」の要求を先送りにしてでも
より重要な、あるいはより差し迫った
霊的・精神的な要求や価値観に
意識を集中させたいと
望んでいるのでしょう。
自分の内面に集中するあまり
外側のことや、人目などが
気にならないのです。
社会的な呪縛から逃れ
信じることに集中する
自由と真実をつかむ能力を
手に入れたのです。