みずがめ座6度のサビアンシンボルは
「神秘劇で儀式的行為を演じる仮面の人物」
このシンボルは何かの「劇」で
役を演じている人を表しています。
これは「儀式」上の行為とも
見ている人々に物語やメッセージを
伝えているとも考えられます。
「神秘劇」はもともと
聖職者が教会において
ラテン語で演じたものでした。
彼らは天地創造やアダムとイヴ、
アベル殺し、最後の審判などの
テーマを取り上げました。
時と共に「演劇」は教会を
離れて町に出ていき、かつては
信仰に関わるものだけに限られた
テーマから宗教的色合いが
薄れていきました。
現代の「神秘劇」は昔のそれと
随分と違います。
仮面をつけて参加するのは
社会的、集団的な活動の中で
役を演じることを表しています。
周囲から要求された役割を
時と場合によって
演じ分けることができるのです。
人付き合いとは、いくつもの
仮面を必要に応じて
つけたり外したりするようなものと
認識しているのかもしれません。