おとめ座24度のサビアンシンボルは
「メリーさんと彼女の白い子羊」
中国からやってきた十牛図の
第四図は、牛に手綱をつけて
飼い主が引っ張ろうとしています。
第五図では飼い主は牛から
手綱を外し、牛と飼い主は
仲良く歩いていきます。
西洋曼荼羅である
サビアンシンボルでは
この第五図が
メリーさんと羊という
シンボルに似ています。
あらかた実社会での欲望が
果たされると、所有欲や
独占欲が失われ、人は
あれほどこだわっていた
我欲という牛から手を
離してしまうのです。
すべての義務や責任から
解放され、子供のような
無邪気さを取り戻すことに
なるでしょう。
社会的成功、地位や肩書きの
虚しさに気がつき、素朴な
人間性を回復させることに
関心が高まります。
社会的な立場と、人として
ピュアで居続けることの
両立を模索するのです。