うお座10度のサビアンシンボルは
「雲の中の飛行士」
「雲の中の飛行士」は「雲」に
囲まれるほどの高い空を飛行する
パイロットのイメージです。
それほど高くまで上昇し、
すばらしい空の世界を眺めるのは
爽快に違いありません。
けれども高く飛ぶと、現実や
実世界から切り離され、
孤立しているような気分にも
なりがちです。
世俗的な生活上の制約が
いよいよ生じ「飛行士」が
「雲」から出て降下しなければ
ならないのも時間の問題です。
日常に対して超越的な位置を
持とうとしているのです。
仮想現実やフィクションの中に
あるリアリティを模索し続ける
ことを表しています。