てんびん座17度のサビアンシンボルは
「引退した船長が港に出入りする船を見ている」
「船長」は幾度となく
自然の力に挑み荒々しい
航海を経験してきました。
事故や不測の事態にも
出くわしたことでしょう。
「引退」した今は
それらの静かな回想や内省の
時間を過ごしています。
このシンボルでは
自分では判断のつかないことや
なかなか解決が見出せない
問題に対し、いったん
その場面から撤退し
外から冷静に見つめることを
示しています。
問題の原因をとことん
考えてみるときです。
過去を振り返り
分析をするのです。
ここで重要なのは
自分の過去の体験も
客観的な目を持つこと。
どうしても傷ついたことや
大きな失敗などは
感情的になり冷静さを
保つのが難しいですが
今はその試練をじっと
見守るときなのです。