てんびん座20度のサビアンシンボルは
「自分の務めをとり行うラビ」
「ラビ」とは常に書を学び
解釈してはまた解釈している
宗教家であり指導者のこと。
「ラビ」の務めは彼が代表する
共同体のために、霊的な教えを
わかりやすく言い換えて
その教えを遂行することです。
ユダヤには迫害され弾圧を受けた
歴史が存在します。
そして西欧人からまったく
認められなかった時代も
彼らは習慣と規律を守り
「ラビ」は日々の務めを
果たしてきました。
その務めのおかげで
強く時代を生き延びてきました。
昔からある教えや知恵に
目を向ける一方で
さまざまな文化の中で
その知恵を現代の暮らしに
応用する方法を柔軟に
考える必要があることを
示しています。
自由な思考を得るためには
「ラビ」は自らが代表する
社会の成り立ちの歴史に
精通しておく必要があります。
外的要因に振り回されないよう
確固たる信念を持つこと。
その地道な活動が
ありのままの存在で
認められることを意味しています。
自己流のものではなく
伝統や古来からの知恵に
回帰し、借りること。
そんな姿勢も示しています。