おひつじ座3度のサビアンシンボルは
「男の横顔を浮き彫りにしたカメオが男の祖国の輪郭を思わせる」
あるカメオを見つめる男性
そのカメオは、どこか
彼の祖国の形に似ていた
そんな情景を描いています。
これ以前の2度では
周囲を観察し、真似することで
自我を確立しようとしてきました。
その環境の範囲は
このシンボルにおいて
地域、祖国、集団などに
対象が広がっていきます。
集団意識に同化し
自我を強化していくのです。
わたしたちは自分が
全体の一員であること
なんらかの社会に所属していること
それを踏まえた上で
自分の居場所を見つけます。
3度の度数には
「行動原理の確立」
という意味があります。
そのサインによる最も
始動的な行動の特性が表れます。
おひつじ座は火の始動サイン。
何か行動したいという
強い衝動がある
でも、一体何をどうしたいのか
ぼんやりとしていたものが
集団意識の中で
徐々に形となるのです。
世の中における
自分の立場を理解すると
自分にとっての
全体の意味合いもわかってきます。
人の帰属意識は根深く
その人の本質的な自我の
ありかを示すのです。